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・黄体期とは?
・黄体期のPMSについて
・黄体期におすすめの栄養素
・黄体期におすすめの食事メニュー
黄体期とは?
黄体期とは、排卵日から生理が始まるまでの期間を指します。
プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が盛んになる月経前(黄体期)は精神的な不調や身体的な不調が出るケースが多くなり、普段より作業効率なども低下するかもしれません。こうした症状は生理日が近づくと改善すると言われています。
黄体期のPMSについて
プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌により、黄体期はPMSの症状が出やすくなる時期でもあります。
身体的症状:
腹痛、頭痛、腰痛、むくみ、お腹の張り、乳房の張り、関節痛、体重増加、手足のむくみなど
精神的症状:
抑うつ(気分の浮き沈み)、イライラ、不安、混乱など
黄体期におすすめの栄養素
PMSの症状が出ている場合は、身体的・精神的な不調を改善するには質の良い食事を取ることも大切です。以下では黄体期に食事で取るべき栄養素と食事メニューを紹介します。
黄体期のおすすめの栄養素
ビタミンB6
幸せホルモンとも呼ばれるセロトニン合成を促し、摂取することによりイライラや気分の落ち込みを和らげる効果があります
カルシウム
PMS症状を和らげる効果があります
γリノレン酸
女性ホルモンのバランスを整える効果があります
良質なタンパク質・脂質
身体の疲労回復効果があります
黄体期におすすめの食事メニュー
小松菜のツナ和え
小松菜は牛乳と同程度のカルシウムを含む緑黄色野菜です。これに、ビタミンB6を多く含むマグロやカツオを原料とするツナを和えれば、黄体期の体にうれしいメニューになります。お弁当の副菜にもおすすめです。
厚揚げと長ネギの炒め物
厚揚げはたんぱく質と大豆イソフラボンが豊富な食材です。長ネギはビタミンB6やカルシウム、ビタミンCを豊富に含みます。
味付けは焼き肉のたれだけなので、忙しいときも時短で簡単に作ることができます。
チリメンジャコなどを加えてもいいでしょう。
まとめ
今回は黄体期を元気に乗り切るために必要な栄養素や、おすすめのレシピを紹介しました。
黄体期はPMS(月経前症候群)などの辛い症状が発生する方もいます。
病院で処方された薬や漢方薬で症状を緩和すると同時に、おすすめの栄養素を意識して摂ることを心がけましょう。